春の陽気、そして、満月が近い。
前も書いたが、俺は満月になると、ほぼ常時勃起状態になる。
今は満月の前だが、その日が近いため、俺のチンポは脈打ち立ち上がる時を今か今かと常に待っている状態だ。
そんな中、昨日はこんな状態で一日をスタートさせた。
上から見ても股間がパンパンに盛り上がっていたが、そんなことは仕方ないことだ。春なのだから、多少男らしさをアピールしてもいい時期だと、俺はそう思い、気にせずこの姿で出かけた。
外に出ると、暖かさで股間がさらに膨張したのか、股間が歩くたびに突っ張りきつかったが、それも春の風の中、心地よかった。
夜は久しぶりにジムのプールに行った。
水着の色は春らしい明るい色のものにしようと思った。
ズボンから解放されたが、やはり股間がパンパンだった。
いつものジムの腹筋の割れた競泳水着のインストラクターと話しをすると、チラチラと水着を見られ、
「海人さん、その水着、似合いますよね。」
と言われ、じっと見られた。
・・・・この時期はそんなにみられると思わず勃起してしまいそうだったが、何とか腰を手に当てたまま、平然と彼の視線に耐えることに成功した。
雑念を払うため、いつもよりかなり長距離を泳いだ後、疲れてシャワーを浴びていると、隣で浴びていたおじさんに、
「その水着かっこいいなあ。似合うね。」
とまた言われた。
だめだ、満月が近い・・・
”我慢できない。”
「ありがとうございます。」
俺はそういいながら、満月に飢える獣が目を覚まし、水着がきつくなってくるのが分かった。
「・・・え?」
おじさんの視線が俺の水着にだんだん集中してきた。
「おじさんもそのボックスタイプの水着似合ってますよ。」
俺はまずいと思ったが、普通にそう答えた。確かに、おじさんの太いものが上向けになっており、中々男らしかったのだ。シャワーにたまに輝くそのもっこりの中に、少し主張していたカリを見つけると、俺はそこをよく見てしまった。
満月が近すぎる・・・
”う、我慢できな・・い”
自分が抑えきれず、次第に狼に変身していくのを脈々と感じた。
おじさんは固まったように俺の水着を見ていた。
「おぉ・・・きみ・・・すごいね・・・」
おじさんがため息交じりで言うのを横目に、俺は完全に狼に変身しかけていた。
俺は股間に跳ねる水流を心地よく感じながら、隠す気もなくむしろますます狼に変身していく自分を堂々と平然と見せつけシャワーを浴びていた。
が、まだ満月前だ、何とか平常心を取り戻すと、俺はさすがにシャワー室でこれはまずい思い、おじさんに「どうも。」と挨拶し、その場を立ち去り、脱衣所に向かった。