この間、ジムに行った。
脱衣所でボクブリ一枚でドライヤーで髪の毛を乾かしていると、同じくボクブリ一枚で中年の男が来て、俺の隣で髪を乾かし始めた。もちろん素早くもっこりチェックをしたが、ボリューム的にはいまいちだった。
彼は特に何もなく、髪を乾かしていたが、急に目が止まった。
何かをじっくりと見ている。
どうも俺のもっこりをチェックしているようだ。
せっかく見てくれるので、どうせならと思って気にしてないふりをしつつ、仁王立ちしてみた。
彼はニヤニヤしながら小声で何かを言っているようだ。
その声が聞きたくなってドライヤーを止めてみた。
「いやー参った参った。」
と言って、俺のもっこりを見て、また首を振って
「参った、参った。いやー、参った。」
としきりに言っていた。
彼の「参った」という声を聴いてると、何となく勃起してきた。
彼の声が止まり、目が大きくなってきて、もっこりと俺の顔を何度も見返している。
これはあんまりいい反応ではない。
俺は、もっと見てもらいたかったんだが、と思いつつ、仕方なく、別になんということでもないとばかりに、ボクブリをもっこりさせたままロッカーに戻った。