夜にランニングを良くしている。
前にも書いたが、俺はTシャツとスパッツでランニングする。
もちろんスパッツ一枚ではもっこりしてしまうが、そのもっこりしたスパッツ姿でランニングすると、非常に気持ち良く、スカッとする。
基本的にランニング中は勃起しないが、たまには勃起させたまま走る。
が、勃起していたとしても周囲の反応は意外とない。
女性の視線が、と思うかもしれないが、女性はランニング中の男に基本的に興味がない。恐らく人間は、目的がハッキリしている相手にはそんなに興味を向けないのだと思う。
自分ではどう見てもTシャツに勃起したチンポが夜の街灯でくっきり浮き上がっていると思うのだが、目を向けない。そんなわけで、俺はたとえ勃起しても気にせず走っている。
こんな風に、たまにチンポがスパッツの上からはみ出してしまう事がある。
俺はチンポがスパッツで覆いきれないからはみ出てしまうのも仕方ないと思い、そのまま走る。もちろん、普段はTシャツで隠れている。が、走るとTシャツが体に張り付くので、普段でももちろん、勃起すれば尚更Tシャツにくっきりともっこりのシルエットが浮き上がる。
そして、走ると汗をかく。
信号待ちなどの時に、その汗を拭くため、たまにTシャツで汗を拭く。
腰に手を当て、Tシャツで額の汗を拭く。
するとTシャツがまくれ、スパッツがチンポで盛り上がり、それどころかビキニブリーフが上から飛び出しているのが見えてしまう。
車がどんどん通ったり、俺と同じく信号待ちをする人がいたりするが、俺は気にせず汗を拭く。
この間は、仕事帰りのサラリーマンが信号待ちをしていた。
俺を見るとびっくりしたような顔で目を丸くしていて、ちょっとまずいかなと思ったが、その目がすぐに羨望のまなざしに変わったのが見えたので、せっかくなので俺はそのまま堂々と汗を拭いてもっこりを見せてあげた。
「はー、大きいな。」
サラリーマンがため息交じりにそういってるのが聞こえた。
俺のチンポは勃起してきた。
スパッツの中でズズッズズッと大きさを増す。
サラリーマンの大きく開いた目が、俺のチンポが大きくなるにつれて同じように大きく見開かれていく。車は交差点を無造作に何台も過ぎていく。そのヘッドライトに俺のもっこりは照らされ定期的に浮かび上がる。
「すげえ・・。」
俺のチンポはすげえと言われると、ますます急激にその大きさを増していった。そしてしばっていない腰紐の部分にチンポは頭を付けた。
信号はまだ変わらない。
行き場のないチンポは太さを増し、亀頭がスパッツを浮き上がらせる。
上から見ると亀頭で膨れ上がったもっこりビキニパンツが丸見えになっていた。
まずい、このまままだとはみ出る。
俺は少し戸惑った。しかし、サラリーマンは目を大きく開きながら、穴が開くほど俺の股間を見続け、そしていう。
「はー、元気だなあ・・。しかもすごいでかい・・・。」
褒められた俺のチンポは更にいきり立つ。
ずっずっずっとスパッツを持ち上げ、スパッツの伸びの限界まで来ると、亀頭の先がしばっていない腰紐をこすり上げながら次第にはみ出していく。
サラリーマンは足は前には出ないが、首は完全に前に突き出し、俺の股間を凝視している。
”気持ちいい、ああ、気持ちいい。”
俺は両手でTシャツをまくり、そして腰を突き出した。
ズルン!
俺のチンポはとうとうスパッツをはみ出した。
「うわあ、すげっ!!」
サラリーマンがそういい、口をぽかんと半開きにしたその時、信号が青になった。
俺は、そのあんぐり口を開けているサラリーマンにスパッツから亀頭が完全に飛び出したビキニパンツもっこりを10秒ほど見せつけ、そしてランニングに戻った。
「羨ましい・・・。」
サラリーマンは俺が走り始めた時、後ろからそう、ボソッと言った。
その日はランニングが終わり家に帰るまで、亀頭がずっとはみ出ていた。