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ある休日の早朝、寝ているところに呼び鈴が鳴った。
俺は眠かったため、呼び鈴を無視する事にした。
が、それはしつこく、何度も何度も鳴っていた。こちらは寝ているのにだ。
5回以上鳴ったぐらいに、イライラして来た。
相手はまだ呼び鈴を押すつもりか。
俺はいい加減うるさくて起きる事にした。
まだ呼び鈴は鳴っていた。
俺は仕方なく玄関の方へ向かった。途中でトランクス一枚であることに気が付いた。俺は何か着ようと一瞬あたりを見渡したが、、あまりにもうるさい呼び鈴に、このままで出てやろうと思った。
もちろん朝立ちでトランクスは突き破らんばかりに突っ張っていた。
別にこんな早朝に来て、男が朝立ちして前が突っ張っててもそれは当たり前のことで、おかしなことではないだろう。女だったらまずいかと思ったが、俺はもうどうでも良かった。そのぐらいうるさかったのだ。
ギンギンに突き立ったもっこりを利用し、玄関へ通じる扉は手を使わずそのまま歩いて行ってもっこりで突き開け、もっこりの先で玄関のカギを開錠し、ノブを金玉で押し下げ、最後だけ俺は手を使い、玄関の扉を開けた。
そこに立っていたのは、意外にもスーツを着た品のいい初老の男だった。
なんだ、こういう男だったらもっこりビキニ一枚でも良かったな、と俺は思った。
「あ、すみません、集金に伺いました。あと、アンケートをお願いして・・・・」
男はにこやかに俺の顔を見た後、俺の下半身に目をやって急に目を大きくした。
「あ、すみません、お、お休み中でしたか?」
ちょっと焦ってるような男を尻目に、別に一切気にしてないという態度で、俺は財布を取って来て金を出した。男の目は金より俺の下半身に集中していた。
払い終わってもっこりも存分に見てもらったし、扉を閉めようとすると、
「あ、アンケートもお願いできますか?」
初老の男はにこやかにアンケートと下敷きにする板を渡してきた。
”・・・・面白い”
俺はこの男に興味を持った。下半身をギンギンに突っ張らせた男にアンケートを書かせるのか。