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スーツが破れてしまったので、新しく買おうと思い、スーツ店に行った。
ここは以前寄せもっこりの店員がいたところだ。
きっと今日も寄せてるのだろうなと思って期待していった。
が、中に入ってざっと見ると、この間の店員はいなかった。
少しがっかりして、スーツを眺めていると、さわやかな風貌の店員が声をかけてきた。
この間はいなかった店員である。
「どんなスーツをお探しでしょうか。」
「うーん、スリム系のものを・・・」
「そうですね、スリム系が似合いそうです。・・・例えば私がはいているこんなものはいかがでしょうか?」
店員は、手でさっと自分の上着をずらし、スラックスがよく見えるようにした。
彼のスリムというか、タイトなスラックスは、彼から見ると左側に丸くぼっこりともっこりしているものが浮かび上がっていた。
俺の目は、どうしてもそこに行ってしまった。
この店員は、こんなに股間を金玉の形まで見えるように丸く膨らませて、恥ずかしくないのだろうか。
しかも俺に向かって上着をよけて、まるで「俺のもっこりをよく見てください」というばかりだ。
なかなか男らしい、と俺は思った。
「もう少しゆったり系の方がいいですかね?」
俺の返事がなかったので、店員は次の案を考えたようだ。
「そうですね。」
俺が答えると、すぐにお探ししますと言って、さわやか店員は上着を戻すと、スーツを探し始めた。
数分後、グレー系を1つと、ダーク系2つを持ってきた。
「とりあえず着てみるよ。」
ボクブリ上向けでスラックスに足を通してみると、かなりウエストが緩い。これではもっこりもしようがない。
カーテンを開けると、さわやかな店員が走って来た。
「どうですかね?」
「まあ、色的にはいいかな。」
「そうですか。ウエストは・・緩いですね、・・・・・こんな感じですかね。」
店員が後ろからウエストを絞ると、鏡の中の俺のスラックスに右上に向けたモノが浮かび上がった。
店員が前に来て、今度は前の様子を見る。
「こんな感じですかね」
と言って、店員がウエストを何度も持ち上げる。
その度に金玉が持ち上げられて何度も圧迫される。
大抵スーツを見立ててもらうとこれをやられるが、「おいおい、金玉をそんなに何度も釣り上げてどうするんだよ」、と俺はいつも苦笑する。
彼はしゃがむと、スラックスの前のシワをぬぐうようにパッパッと手で払った。
だいたいいつもやられることだが、この様子では今回もやられるな、と予感がした。
彼は何度か払ううちに、俺の右上もっこりを手でさっと払ったのだ。
そこにできた「よれ」が消えないのを不審な顔で店員が見て、さらに払った。
更にもう一回払い、ようやくそれが原因のない「よれ」でなく俺のもっこりで出来た「よれ」であることに気がついたようだ。
彼の目が、俺の上向けもっこりをしげしげと見つめる。
さっき見せつけられたお返しだと思い、俺はどうもないとばかりに、むしろ少し腰を突き出してこれはもっこりだとよくわかるようにしてやった。すると、スラックスにはカリの形が少しわかるぐらいまでもっこりが浮かび上がった。
「す、すみません・・・・」
数秒みつめていた彼は、誰に言ってるのか、少し目線を落とし、つぶやくように言って、立ち上がった。
もう一着、試着してみた時には、彼は金玉つり上げはやったが、前の「よれ」は払わなかった。
あとは裾直しまで順調に進み、彼の一押しのダーク系の色のスーツを購入した。
一週間後、出来上がったスーツを楽しみに行くと・・・・・
・・・・なんと、腰回りに少し余裕が取られていた!
微妙な差だが、この余裕だと
「これはちんぽでもっこりしてます。」
ではなく、
「なんか股間がもっこりしてない?」
のような、抽象的な感じに変わってしまうのだ。
本当に微妙な差だが、これはもっこり好きとしては重大な差である。
なんでだよ!と正直思ってしまったが、きっと彼は、あの時見せつけた俺の上向けもっこりが、はっきり出ないようにしてくれたのかもしれないと思った。
自分はあんなに丸くもっこりさせておいて、こりゃないだろう、と思ってしまった。まあ、彼の着ていたスーツとはタイプが違うのである・・・が。
まあ、この若干ルーズ目のスーツが、いつかかっこよくもっこりするように腰回りが太くなるように筋トレに励めばいいか、と良い方に取ることにした。
ただ、今度彼が担当の時は、あまり見せつけないようにしようと、少し反省した。