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登り棒

小学生の時、登り棒という遊具があった。

体育の授業でやらされ、周囲の友人たちは、「なんか気持ちいい」「勃起した」と言っていたが、俺にはよくわからなかった。低学年のころは腕の力も弱く、必死で登ってるだけだったからかもしれない。

高学年になると、腕の力もついてきて、簡単に登り棒の天辺まで登れるようになった。
ある時、体育の授業でやった時に、クラスで2番になって褒められた。

体育の授業の後、登り棒が下手な友人2人に教えてくれと言われて、気分が良かった俺は快く引き受け、放課後にまた登り棒にやってきた。その時はジャージで下校していたので、そのまま登り棒が出来た。

中々登れない友人に見本を見せるため、登り、するすると下りた。
友人たちは、すごい、すごいと言ってくれた。

腕をたたんだ方がいい、などとアドバイスしたが、ようは登り棒などは、基本的に腕力が足りないだけなのだ。友人たちは半分も登れないままだった。俺は、得意げに、その隣で何度も登ったり下りたりしていた。そのうち、疲れてきて、腕の力がなくなってきて、足できゅっと登り棒を締めながら落ちないように登るようになってきた。

そうして2回ぐらい天辺まで登った時だろうか。
なんだか頭の後ろ辺りにゾクゾクとするような変な感覚を覚えてきた。何だろう、と思いながら、また天辺まで登ろうとすると、途中で尻のあたりから頭の後ろまで突き上げるような快感を感じた。
”なんだか、ヘンな気持ちだ。”
と思いながら、体育の時、「勃起する」と言っていたクラスメートの言葉を思い出した。
腕が完全に疲れ、天辺が遠かった。しかし、その腕の疲れた状態で登れば登るほど、その変な感覚は俺の全身を満たしていった。

「そろそろ帰るね、ありがとう。」
2人の友人は疲れ果て、帰ろうとしていた。一緒に帰ろうと言われたが、俺はあの感覚を確かめたくて、そこまでできるのに何を練習するの、と思われながらも、「もう少し練習する」と言ってその場に残った。

友人たちが視界から消えると同時に、俺はまた登り棒に登りはじめた。
少し腕の疲れが取れてたようで、1回目は何も感じなかった。俺は続けて2回目に入った。登り棒の途中で、あの感覚が来た。そして、3回目、完全に股間から首の後ろまでに走る快感を感じていた。3回目の天辺に届くころには、勃起し始めていた。
そして4回目。

真ん中まで登った時、俺は自分のチンポが完全に勃起しているのを感じた。完全に快感を感じていた。
腕の力が弱まり、必死でやっても中々登れない。が、その状態がすごく気持ちいいのだ。あーー、と思いながら、4回目の天辺に到達してスルスルと下りた。が、俺はすぐに5回目に挑戦した。手を伸ばして腕でギュッと引きつけると、ビリビリとした快感が股間を満たした。硬くなったチンポが鉄棒に擦り付けられている。中ほどまで登ると、腕の力が完全になくなり、登れなくなった。

が、俺はそこで何度も登ろうと上に手を伸ばした。気持ちいい、気持ちいい、気持ちいい・・・俺は快感を貪るように手を伸ばした。少しずつ上に進み、もう少しで天辺だと思ったその時、

「なにやってんだ!もう遅いぞ、降りて来て帰れ!」

びっくりして下を見ると、体育の先生だった。
怒ると怖い先生だったこともあり、慌てて降りて、先生の方を見て謝った。
先生は、俺の顔を見て、そして視線が下に降りて行ってそこで止まった。

「お前、勃起してるな?」

俺は自分が勃起していたのを思いだし、慌てて手でふくらみを隠した。
体育の先生はそんな俺をニヤニヤしてみていた。
「なんだ、お前、気持ち良くて登り棒登ってたのか?」
「いや、友達が教えてくれって言って。」
「友達は?」
「帰りました。」
「じゃあ、お前何やってんの?」
「・・・」

先生はニヤニヤしながら近づいてきて、俺の両手を払って、小さいながら硬く勃起したチンポを握った。
「なんだ、立派にテント張ってるじゃないか。」
先生はボソッとそういいながら俺のチンポをグイグイと強く何度も揉みながら、俺の目をのぞき込んだ。
俺は気持ちいい、というより先生が怖かった。
と、急に俺の後頭部をはたいた。
「さっさと帰れ!」
と言って、先生は行ってしまった。

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プロフィール

海人

Author:海人
スーツなどの着衣、スパッツ・アンダーウエアなどのもっこりを崇拝しています。

もっこりの仕方や街で見かけたもっこりなどを研究していきたいと思ってます。

なお、着衣のもっこりだと、あからさまなものより、むしろ何気なく、しかししっかりもっこりしている男性に憧れます。

自分でも上向けメインで毎日さりげなくもっこりしています。

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